元偏差値39の東大生が「勉強が面白くなった」瞬間 効率よりも「自分に合った勉強」が効果を高める

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当時の勉強時間は1日14時間。寝ている時間以外はほぼ勉強をしていて、なんなら参考書を胸に抱きかかえながら眠って、夢でその参考書の内容を勉強していたこともあったそうです。

手帳でスケジュールだけではなくモチベーションを管理

「また、毎日手帳をつけて勉強していました。勉強のスケジュールを事前に立てるためだけでなく、『ああ、こんなに自分は頑張れたんだ』『これから先も、一歩ずつ頑張り続けたい!』と後から振り返って、『自分がどれくらい勉強していたのか』『どの科目でどれくらい勉強していたのか』を記録するためです。あとから何度もこれを読み返すことで、挫けそうになってしまった時に『ああ、こんなに自分は頑張れたんだ』と思えるようになったんです」

実はドラゴン桜でも同じようなシーンがあります。東大を目指している中で心が折れそうになった水野が、自分がどれくらい頑張っていたのかを振り返って、決意を新たにするシーンです。

(漫画:©︎三田紀房/コルク)
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