「いい人、採用できない」嘆く企業の残念な4大盲点 「人が集まらない」"時代遅れ"企業の共通点は?

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社長の想いやビジョンをコンテンツ化し、ホームページに掲載するのは、応募者にとても有効に働きます。

社長の言葉「事業を通じて社会をどう変えていきたいのか?」「どんな仲間と働きたいのか?」「この会社で働く魅力」などを伝えましょう。

規模の小さな企業だからこそ、社長の近くで働けるのは、大きな魅力のひとつです。

「この社長と一緒に働きたい!」と思ってもらえるコンテンツにするよう心掛けるべきなのです。

また応募者の家族や友達などにも「この社長、いいじゃない」と好反応を得られれば、それは応募者の背中を後押しし、オファーを承諾してもらうのに効果的なものとなります。

「個人の自由度を高めるルール」を導入すべき

【盲点④】「令和版コーポレートガバナンス」を導入していない

令和は「バーチャルファースト」と「ウェルビーイング」の時代です。

コロナ禍を経て、オンラインにできるものはオンラインでやる社会、「バーチャルファースト」の時代にいっきに変わっていきます。すべてがビフォーコロナのように元に戻るということはないでしょう。

一方、「バーチャルファースト」が加速するその副産物として、人々のメンタルへの影響も懸念され、人間の「ウェルビーイング(幸福、健康)」に注目が集まっています。

「バーチャルファースト」と「ウェルビーイング」の時代に適応するためには、企業も「令和版コーポレートガバナンス」を導入していかなければいけません。

具体的には、「ジョブ型雇用」「スキル・成果が中心の評価制度」「兼業・副業自由」「人材流動性が高い」「多様なバックグラウンドを持つ社員がいる」などです。

「個人の自由度を高めるルール」を導入していかなければ、「いい人材」は集まらず、時代遅れの「伸びない企業」になってしまう、と数多くの「転職・副業」支援をし、活躍する人や企業を多数見てきた僕は確信しています。

藤岡 清高 「スタートアップ転職・副業のプロ」アマテラス代表取締役CEO

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ふじおか きよたか / Kiyotaka Fujioka

「日本からGoogle・Facebookを100社創業する」をミッションに掲げるアマテラス代表取締役CEO。1974年生まれ。「スタートアップ転職・副業のプロ」として、これまでに2000人以上からスタートアップ転職や副業の相談を受ける。2011年に創業したアマテラスを通じて、毎年200人以上がスタートアップ企業のコアメンバーやCxO候補として参画。アマテラスとの契約後に上場をしたスタートアップ企業は140社以上、M&AなどでEXITした企業は50社以上にのぼる。著書に、スタートアップで「働きたい人」「副業してみたい人」の入門書『「一度きりの人生、今の会社で一生働いて終わるのかな?」と迷う人のスタートアップ「転職×副業」術』がある。

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