コロナ禍を経て、「スタートアップで働きたい」という人が転職・副業ともに急増している。
スタートアップへの転職・副業サイト「アマテラス」を運営し「スタートアップ転職・副業のプロ」である藤岡清高氏は、これまで2000人以上からスタートアップ転職や副業の相談を受けてきた。アマテラスを通じて、毎年200人以上がスタートアップ企業の「コアメンバー」や「CxO候補」として参画しているという。
そんな藤岡氏の初の著書『「一度きりの人生、今の会社で一生働いて終わるのかな?」と迷う人のスタートアップ「転職×副業」術』は、スタートアップで「働きたい人」「副業してみたい人」「興味がある人」の知りたいことが全部わかる、日本初の入門書だ。
「スタートアップ転職・副業のプロ」である藤岡氏が、求人に苦労している企業が陥りがちな4つの「盲点」について解説する。
「人材不足」を嘆く企業の"盲点"
日本のスタートアップ業界の課題は「人材不足」です。
いいアイデアがあって、資金も調達できて、いよいよ規模を拡大しようとしても、「人材が足りない」ということがスタートアップ業界の足かせになっています。
僕がスタートアップ専門の採用支援会社「アマテラス」を起業した理由は、その課題を解消するためです。
一方で、「どうすれば『いい人材』が採用できるのか」「どんな採用活動をすべきなのか」企業側の認識が不足しているケースもたくさん見てきました。
そうした企業はたいてい「時代遅れ」で、「令和の価値観」にアップデートできていません。
働き手の意識の変化に、企業側が追いついていないのです。
そんな時代遅れな企業が陥りがちな盲点は、主に4つあります。
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