みなさんは「小学校に行かない」ということについてどう思いますか。
これだけ聞くと、きっと「理由があっての不登校」なのではというネガティブなイメージがつきまとうと思います。
しかし、今回お話を聞いた内田拓海さんは、保育園を辞めた後に自分自身の意思で15歳までの約10年間を家で学ぶ選択をし、意欲的に勉学に励んだ後、通信制高校から2浪で藝大に進んだという異色の経歴の持ち主でした。
どうして、小学校に行かないことを選択したのか。周囲と違う選択をしてきた人生が今にどう生きているのでしょうか。
通っていた保育園を辞めた
1997年に神奈川県に生まれた内田さんは、会社員の父親と、ピアニストの母親のもとに生まれました。小さいころから家で母親がピアノを弾いていたり、クラシックのCDを流したりしているような、音楽に造詣の深い家庭だったようです。
そんな内田さんは通っていた保育園を辞めてから、小学校・中学校に進まずに「家で学ぶ」という選択を取ります。


















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