みなさんは「仮面浪人」についてどう思われますか?
「なんで一度大学に入ってまでそんな選択をするの!?」と多くの人は思われるかもしれません。私の知人の仮面浪人生は、そのほとんどが第一志望に落ちて後悔をぬぐえない、いま通っている大学に馴染めない、など切実な思いを持ってこの決断をしています。
彼らの多くは、成功しても失敗しても周囲からの遅れが1年で済み、まだリスクが少ないため、現役で大学に入ったその年のうちに再受験を決断します。
しかし、今回お話を伺った室井宏樹さんは、2浪で入学した日本大学の3年生の秋に仮面浪人を決断し、明治大学に5浪の年齢で入学した方です。
きっとこの経歴を聞くと、ほとんどの人が「就活から逃げているんじゃないか」、「親に甘えているんじゃないか」という感想を抱くと思います。
受験費用をすべて自分で稼いで挑んだ
しかし、室井さんは自分で受験費用をすべて稼ぎながら、浪人生活をやりぬいたことが自分自身の意識を大きく変え、5浪で広告代理店やテレビ局から内定をもらう”大成功”につなげたのです。
どうして、5浪の年齢で大学生活をやり直そうと思ったのでしょうか?浪人生活から何を得たおかげで、彼は就職活動を成功させたのでしょうか。
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