ネットスケープ創業者「安易なピボット」に苦言 シリコンバレー伝説の存在のユニークな頭の中

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定説に踊らされずに、自分らしい人生を歩むにはどうしたらいいかを伝説の起業家が教えます(写真:阿部モノ/PIXTA)
誰しも、いまやっていることに迷ったり、他人の言葉に惑わされたりすることがあるだろう。
アンドリーセン・ホロウィッツの共同創業者として知られ、シリコンバレーの伝説的存在であるマーク・アンドリーセンは、そんな状況を乗り越えるためにどんな思考を持っているのか。
『「週4時間」だけ働く。』の著者として知られるティム・フェリスが、現代のパイオニア106人に成功の秘密を聞きまくってまとめた本『巨神のツール 俺の生存戦略』の『富編』の中から、そのユニークなアドバイスを紹介しよう。

技術革命の風雲児 

(ティムから)マーク・アンドリーセンは世界で初めて広まったグラフィックウェブブラウザ、「モザイク」の共同開発に成功した。

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その後、ネットスケープ社を立ち上げるも、42億ドルで同社をAOLに売却する。

URL、HTTP、HTMLの最初の設計に携わり、ウェブの父として知られるティム・バーナーズ=リーと肩を並べ、マークは近代インターネットの生みの親と目されている。

その後、ベンチャーキャピタルのアンドリーセン・ホロウィッツを共同で創業し、そこでゼネラルパートナーを務めている。

マークは、地球上でもっとも影響力があり、もっとも力のある技術革命の風雲児として君臨している人物だ。

彼に「好きなところにビルボード(屋外広告)を出せるとすれば掲載したいメッセージは?」と聞いたところ、こう答えた。

「価格を上げろ」

場所はサンフランシスコのど真ん中がいいと言い、その理由を次のように説明してくれた。

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