筋肉俳優シュワルツェネッガーが頭脳派だった訳 ボディビルから不動産投資まで「俺の生存戦略」

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アーノルド・シュワルツェネッガーは、レンガ職人から成功を掴み取ったという(写真:GettyImages)
35カ国に翻訳された『「週4時間」だけ働く。』の著者として知られ、8億ダウンロードを誇るアメリカの大人気ポッドキャスト「ティム・フェリス・ショー」のホストでもあるティム・フェリス。
彼が現代のパイオニア106人に成功の秘密を聞きまくってまとめた本『巨神のツール 俺の生存戦略 富編』『巨神のツール 俺の生存戦略 知性編』『巨神のツール 俺の生存戦略 健康編』の3冊がついに翻訳出版された。
今回は「富編」の中から、映画『ターミネーター』などでお馴染みの、本書に推薦のまえがきも書いているアーノルド・シュワルツェネッガーの知られざる生存戦略を紹介しよう。

レンガ職人から成功を掴み取る

「私は、自分の力だけで成功した人間ではない」

「今の場所にたどり着くために数多くの『巨神』に肩車してもらってきた」

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こう語るのは、世界的に著名な映画俳優のアーノルド・シュワルツェネッガーだ。映画『ターミネーター』の主役として日本でも一世を風靡した存在であり、多くの日本人にとっては馴染みの人だろう。

だが、そんなシュワルツェネッガーは、最初から才能を認められていたわけでも、俳優街道まっしぐらというわけでもなかった。

実は、映画スターになる以前は、イタリア人の親友とともに「レンガ職人」として働き、キャリアを築いていたのだ。その知られざるキャリアの初期を、本書の著者、ティム・フェリスが次のようにまとめてくれている。

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