今ある資産を最大限活用する
君も、「ロドリゲス・リスト」を作ろう。
これは、自分のすべての資産を書き出して、そのリストに基づいて映画を構成する、という意味だ。ロバートが「試験的作品」として『エル・マリアッチ』を制作したときのアプローチに由来する。
「自分にはどんな資産があるか?」と自問するスタイルは、億万長者のリード・ホフマンに似ている。ロバートのやり方はこうだ。
「ただ、自分の持ち物を調べただけさ。友人のカルロスがメキシコに農場を持っていた。いいぞ、そこには悪い奴らがいそうだ。
カルロスのいとこがバーを経営していた。バーは銃撃戦のシーンにぴったりだ。悪い奴らがたむろしているし。
別のいとこはバス会社を経営していた。これもいいぞ、中盤のどこかにバスを使ったド派手なアクションシーンを入れよう。
彼はピットブル(世界最強の闘犬)を飼っていた。よし、映画に使おう。
別の友人は、カメを拾って飼っていた。これも映画に使おう。動物の調教師がいると思われると、商品価値がぐっとあがるぞ」



















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