ひろゆきが語る「1%の抜け道に気づく成功者」 才能や頭の良さなしでも勝てる「サードドア」
成功者が端折る肝心な部分がここにある
――ひろゆきさんはネット配信番組で『サードドア』についてお話しされていましたよね。
たまたま外国人の友人に薦められて原書のほうを読んだんです。その頃はまだ日本語版もなくて、世界18カ国で刊行されるようなヒット作だとは知らなかったんですけど、面白いなあと思って。ほとんどの成功者の話に欠けているものが書かれている本ですよね。
成功した人は、才能があるとか優秀だとか言われますけど、スタートの時点では、ほかの一般人と同じですよね。それがある日、レディー・ガガはプロデューサーに見いだされて大スターになり、ビル・ゲイツはIBMと契約してOSを卸したことで大成功への足がかりができたりする。
でも、そもそもレディー・ガガはなぜそのプロデューサーと接点があったのか? 20代の若者だったビル・ゲイツはなぜIBMにOSを卸すことができたのか? 大抵の成功談は、この肝心な最初のステップアップのところが端折られているんですよ。
著者のアレックスは、その端折られた部分を成功者たちにじかに聞いてまわって、それぞれの体験を引き出していくところが珍しいし、面白く読みました。
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