成功する人は、自分のやる気を頼りにしない あのバフェットも「仕組み」で成功した

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成功するためのコツはたったひとつ。では、どうすれば持続できるのでしょうか(写真 : TAMAGOPOTATO / PIXTA)
現在までに10数社を起業し、数社の会社経営に携わっている実業家の山口揚平氏。宇宙開発や劇団経営、過去にはクリスピー・クリーム・ドーナツの日本進出にも携わるなど幅広く活躍をしてきました。その山口氏ですが、20代で大手外資系コンサルタントとしてM&Aに携わったり、30代前半でニートになったりという波乱の日々があったからこそ今があるといいます。その山口氏が、これからの時代にビジネスで成功するために必要な「考え方」について語ります。
前回記事:元ニート実業家が考える、成功する「発想法」

 成功の秘訣は、「成功するまで続ける」こと

世界でも有数の投資家、ウォーレン・バフェットが成功した秘訣を知っていますか?

『スノーボール』という彼の伝記のタイトルにもありますが、小さな雪のかけらを転がしていけば、やがて巨大なスノーボールができあがる、ということです。

彼の資産形成もそうでした。彼の投資は11歳のときに1株38ドルの株を3株買うところから始めます。その株は一旦下がり、持ち直したところで彼は売ってしまうのですが、その後、株式との付き合い方を学び、今は、世界有数の億万長者として、知られています。

多くの起業家や社長、時には億万長者を見て、僕は成功するためのコツは、たったひとつしかないと思っています。

それは、成功するまで「続けること」です。当たり前でしょうか? でも、三日坊主という言葉があるように、それを難しいと思う方は多いですね。

では、なぜ続けられないのか。それは「仕組み」がないからだと思っています。

結局、意思やモチベーションなんて、成功とはまったく関係がありません。やる気なんて、なんの意味もなさないのです。

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