成功する人は、自分のやる気を頼りにしない あのバフェットも「仕組み」で成功した

ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

また、ネットでコーチになりそうな人を見つけて話を聞いたり、スカイプで格安に英語や習い事を教えてくれるサービスも出てきています。そういう意味では、コーチを見つけやすい環境になっていると思います。

いくら安くても、成果が上がらなければ無駄である

先程の話とつながりますが、何かを続けるためにはお金がかかることがあります。

たとえば、TOEIC受験のための英会話スクールとか、ダイエットのためにトレーニングジムに通うなど。そのとき、つい、「安いほう」を選んでしまいそうになります。

僕もたまに失敗するのですが、「目的」を達成できなければ、いくら安くてもその費用はムダになります。

たとえば、少し高いけれど良質な講師がいて必ずTOEICのスコアが上がると思える英語教室と、教師は普通だけど安い教室のどちらを選ぶでしょうか?

スコアを上げることが目的なら、絶対に高いけど必ずスコア上がる教室を選ぶべきです。なぜなら、目的は教室に通うことではなくて、スコアを上げることですよね。

せっかく教室に行ったのにスコアが上がらないのであれば、意味がなかったことになります。

大手の広告会社などは、全国民が3回それを見るまでお金をつぎ込まないと、テレビCMを打つ意味はないと言っています。戦略というのは、中途半端ではいけません。集中すべきところを見つけたら、勝てるまで全力でそこに集中投下するべきです。

実は僕も失敗したことがあります。以前、ハワイに行ったことがあります。安いほうがいいからといって、JALパックではなく、あえて現地の航空会社を使った安いプランで行きました。結果はひどいものでした。バカンスを楽しみたいと思って出かけたのに、ホテルの場所は辺鄙なところで、これなら実家に帰ったほうがましだったかなと思うところでした。安いものを選んだけれど、当初の目的は果たせない。やっぱりシェラトンみたいなそれなりのグレードのホテルに泊まらなければいけないのだと、追加料金を払って、ホテルを変え、ようやく気持ちを落ち着けることができました。

次ページどうしても続かない人へのヒント
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事