元ニート実業家が考える、成功する「発想法」 経営者も無一文も体験して見えてきた
浮き沈みの激しいキャリアで見えてきたこと
僕は、自分で言うのもなんですが、はたから見たら浮き沈みの激しいキャリアを積んできているのではないかと思います。
現在、僕は10数社の起業・事業のスタートにかかわり、何社かの経営に携わっていますが、30代前半は引きこもり(いわゆるニート)でした。でも、その前は起業家として自分の会社を売却したこともありましたし、キャリアのスタートは、コンサルティング会社で、大手企業のM&Aや企業再生にあたり、2つ目のコンサルティング会社では、副社長(バイスプレジデント)まで登りました。入ってくるおカネがゼロだったこともあれば、巨額のおカネを扱っていたこともあります。
その中で感じたのは、多くの人が思うように、確かにおカネは大事だけれど、もっと大事なことがあるのではないかということです。近著の『10年後世界が壊れても、君が生き残るために、今やるべきこと』でも書いたのですが、資本主義が崩壊するといわれるなか、従来通りのビジネスのやり方ではうまくいかなくなっていくと思います。
今回はそんな僕が考える、これからの時代にビジネスで成功するための考え方についてご紹介したいと思います。