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元ニート実業家が考える、成功する「発想法」 経営者も無一文も体験して見えてきた

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③ 口コミを作る
また、大抵の劇団は4日間くらい劇場を借りて公演をしていますが、これを20日間借りることにしました。大抵は、「そんなにお客さんは来ないから」と思って借りないのかもしれませんが、4日では口コミも起こりません。口コミが起こらなければ、結局、「好きな人だけが見に行く」ということだけで終わってしまうのです。

こうやって考えれば、利益を上げる方法は色々とあるのです。

なお、事業を成功させるためには「主観を排除して市場のニーズに応えること」が必須です。当たり前のように聞こえるかもしれませんが、この前提は絶対に忘れてはいけません。

「何もしない勇気」を持て

最後に、ときには「何もしない勇気」も必要という話をしたいと思います。

僕は体調を崩し、自分が作った会社を売却せざるをえなくなったことがあります。運よく買ってくれる企業が見つかったものの、その後、僕は引きこもりとなります。まあ、ニートみたいなものです。実家に戻って畑仕事をしたり、弓道をやってみたり、釣りをしたりして過ごしました。

こんな生活をしていてはダメなのではないだろうか。当然ながら思います。そして、僕は1度売った会社を取り戻し、再度、経営することにしました。これは実は、金融機関の方から見たらありえないことなのです。

自分が作った会社を売却することをゴールにする人もいますから、仲介した証券会社の方から見たら「売って儲けたんだから、それでいいじゃない。やり直すなんてバカじゃないの」ということです。でも、何もしない時期があったからこそ、僕は自分が本当にやりたいことがわかったのです。

空虚感が嫌ですぐにスケジュールを埋めようとする、やることを見つけようとする。でも、それでは表面的には充実しても、結局、自分の本当のやるべきことから目をそむけたままですから、いつまでたっても、充実感も自己肯定感も生まれません。

人生に1度くらいは「何もしない勇気」を持つと、自分の進むべき道が見えてくるかもしれません。これが人生で成功する秘訣だと思います。

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