元ニート実業家が考える、成功する「発想法」 経営者も無一文も体験して見えてきた
まずは「信頼残高」です。最近、この言葉を耳にした人も増えたのではかと思います。信頼残高とは文字通り、「信頼」がどの程度あるか、ということです。信頼を得るような行動をすればそれは上がりますし、不信感を与えることが続けば当然下がります。
今は人の「承認欲求」が大きな時代です。「何千万円の貯金をもっている」という人よりも、「自分のフェイスブックには、いつも多くの知人からコメントが寄せられる」とか、「『出張で●●に行くのですが、どなたかランチをご一緒しませんか?』と呼びかけると、たいてい誰か応えてくれる」という人のほうが、尊敬も集めるし、一緒に仕事もしたいという気持ちになるのではないでしょうか。
僕は、仕事の上で多くの富裕層とも会ってきましたが、孤独な人も多いです。おカネばかり持っていて孤独になるよりも、ネットワークの中でつながりながら、人の承認を得たほうが幸福なように思います。
さらに、多くの経済学者が「幸福のピークは700万円」と言っています。それ以上に稼ぐと、ストレスのほうが大きくなるようです。
もちろん、それ以上に稼ぐほうがよいかもしれませんが、時間、精神的余裕、健康、家族を考えると、そのあたりが最適だとか。だから、私たちがやるべきことは、まず「信頼残高」を増やすことです。
「信頼残高」を増やすのに有効なこと
そのために何をすればよいか。私がやっているのは、次のことです。