ひろゆきが語る「1%の抜け道に気づく成功者」

才能や頭の良さなしでも勝てる「サードドア」

――どうして多くの人は動いてみないのでしょうか?

そこまでしてもやりたいのか、あるいはやりたくないかの話でしょうね。失敗するのがイヤだというのと、自分がやりたいことをしたいというのと、どっちをとるか。

有名人なら失敗でダメージを受けるかもしれませんけど、最初は何もない凡人の状態なんだから、失うような評価なんてそもそもないはずなんですよ。で、どうせゼロなら、やってみたほうがむしろ得だと僕は考えるわけです。

『サードドア』に登場する人のほとんどもそうですが、成功者は、成功しようとして行動した結果、成功しているんですよね。ただ才能があったからとか、ただ親の遺産があったからというだけで突然成功したという人はいません。だから、成功したいと思うなら動くしかないんですよ。成功者と凡人の違いは、まず動いてみるかどうかです。

成功したいと思うなら動くしかない

実際に動いてみると、得することもあるんです。例えば僕は、モスバーガーに行くとき、お店の前にいるのにアプリで注文してみたりしてます。そのほうがゆっくり選べるし、時間のロスを少なくできるから。

あと、僕は、百貨店やスーパーに行ったら、まずどこにトイレがあるかを確認してるんです。だから何、と思われるかもしれませんが、人が見てないような視点であえて見てみる。それがサードドアにつながることもある。

そうやって1つやって、大したことのない結果が出る。もう1つやって、やっぱり大したことのない結果が出る。でもまたやってみて……この繰り返しで抜け道にたどり着くんじゃないかな。特別なことはなくて、やるか、やらないかだけだと思います。

もちろん最初は、マネをするところから始まったりします。いきなり独自の方法を編み出そうなんて面倒臭いだけで意味がなくて、うまくいった人の方法をマネしないほうが損だとも思いますよ。

例えば「2ちゃんねる」を作ったときは、エンジニアに頼むお金もなかったので、まずはエンジニアのマネをして、自分でPerlというプログラミング言語を覚えるところから始まりました。プログラムって誰かが書いたものだから、その人のやり方をマネすれば自分だって書けるようになるんです。

世の中って、みんなが難しいと思っていることでも、一歩踏み出してやってみると大したことなかったりする。失敗したからって命まで取られるわけじゃないし、若いうちにいろいろやってみて、自分の手で動かせることをちょっとずつ増やしていくことが、成功に近づいていくんじゃないでしょうか。

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