20年前に、知っていれば良かったと思うことは?
ピーターは、ペイパル、パランティアなどの創設者であり、億万長者の投資家でもある。フェイスブック初の外部投資家である彼は、その他にも100以上の会社に投資している。『ゼロ・トゥ・ワン―君はゼロから何を生み出せるか』の著者としても有名だ。
彼の数々の教え、なかでも差別化を図ること、価値を創造すること、競争相手のいないところで勝負することは、私の人生において、最良の投資決定(ウーバー、アリババなどへの投資)をする際に大いに役立った。
ピーターは、ディベートの達人として知られている。彼が私のポッドキャストにゲストとして登場してくれたとき、私のファンからフェイスブック上に寄せられた、数々の質問に答えてくれた。
彼は答える前に、その質問が適切かどうかを、何度も違う角度から検証していることに気づかされた。彼が言葉を1つひとつ丁寧に吟味する様に、私はものすごく興味をひかれた。
ティム:20年前に事業について知っていれば良かったと思うことは何ですか?
「もし20年、25年前に戻ってやり直せるとすれば、時を待つ必要など何もなかったのだと知っていれば良かったと思うね。私は大学にも行ったし、その後でロースクールにも行った。
うんざりするほど長い期間ではなかったけれど、法律の世界にも足を踏み入れたし、銀行にも勤めたんだ。だけど、ペイパルを立ち上げて初めて、何かを始めるのに待つ必要などない、ということに気づいたんだ。
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