高学歴者の大半が「人生に退屈している」根本理由 著名投資家ピーター・ティールの生き残り戦略

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オフィスで退屈している若い男性
優秀な若者が皆、似たような未来を求めて狭い世界に向かうのはおかしいとティール氏は指摘します(写真:golubovy/PIXTA)
35カ国に翻訳された『「週4時間」だけ働く。』の著者として日本でも知られるティム・フェリス。彼が現代のパイオニア106人に成功の秘密を聞きまくってまとめた本『巨神のツール 俺の生存戦略』がついに翻訳出版された。
同時刊行された『巨神のツール 俺の生存戦略 富編』『巨神のツール 俺の生存戦略 知性編』『巨神のツール 俺の生存戦略 健康編』の3冊には、自分らしく生きるためのノウハウがたくさん詰まっている。
今回は「富編」の中から、ペイパル、パランティアなどの創設者であり、億万長者の投資家でもあるピーター・ティールの生存戦略を紹介しよう。

20年前に、知っていれば良かったと思うことは?

ピーターは、ペイパル、パランティアなどの創設者であり、億万長者の投資家でもある。フェイスブック初の外部投資家である彼は、その他にも100以上の会社に投資している。『ゼロ・トゥ・ワン―君はゼロから何を生み出せるか』の著者としても有名だ。

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彼の数々の教え、なかでも差別化を図ること、価値を創造すること、競争相手のいないところで勝負することは、私の人生において、最良の投資決定(ウーバー、アリババなどへの投資)をする際に大いに役立った。

ピーターは、ディベートの達人として知られている。彼が私のポッドキャストにゲストとして登場してくれたとき、私のファンからフェイスブック上に寄せられた、数々の質問に答えてくれた。

彼は答える前に、その質問が適切かどうかを、何度も違う角度から検証していることに気づかされた。彼が言葉を1つひとつ丁寧に吟味する様に、私はものすごく興味をひかれた。

ティム:20年前に事業について知っていれば良かったと思うことは何ですか?

「もし20年、25年前に戻ってやり直せるとすれば、時を待つ必要など何もなかったのだと知っていれば良かったと思うね。私は大学にも行ったし、その後でロースクールにも行った。

うんざりするほど長い期間ではなかったけれど、法律の世界にも足を踏み入れたし、銀行にも勤めたんだ。だけど、ペイパルを立ち上げて初めて、何かを始めるのに待つ必要などない、ということに気づいたんだ。

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