「部下が勝手に育つ」上司が実践する"3つの方法" 育成力よりも「勝手に育つ仕組み」を強化しよう
研修の企画・講師を年200回、トータル2000社、累計2万人を超えるビジネスリーダーの組織づくりに関わってきた組織開発コンサルタント・高野俊一氏による連載「上司1年目は“仕組み”を使え!」。エンターテインメントコンテンツのポータルサイト「アルファポリス」とのコラボによりお届けする。
部下が勝手に育つ、具体的な仕組み
成績が振るわない、メンバーが互いに無関心でいっさい協力し合わない、仕事を作業と思っており楽しそうに働いていない、離職者が多く人の入れ替わりが激しい……。これらは日本の多くの職場で見られる光景です。こうした環境に疲弊し、働くことに希望を見出だせない人が増えています。
この絶望的な状況を変えられる唯一の方法が「チームづくり」です。チームづくりがうまくいけば、すべてが劇的に変わります。部下も会社もあなた自身もラクにする、チームづくりのノウハウを指南します。
さて今回は、部下が勝手に育つ、次の3つの仕組みをご紹介したいと思います。
① スキル習熟度一覧
② ブラザー制度
③ テスト制度
② ブラザー制度
③ テスト制度
はじめて部下を育成するとき、「うまく教えられるだろうか?」と自分の育成力が気になってしまいますが、でもじつは、リーダーの育成力よりも勝手に育つ仕組みのほうが、はるかに優れた部下を育ててくれるのです。
育成力に自信が持てないと悩む前に、最初からここで紹介する仕組みを導入してみてください。
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