部下の見極めは「ABテスト」活用が効果的だった マーケティングの手法を使って"洞察"してみる

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上司と部下
部下との会話に「ABテスト」を取り入れてみたら新しい発見がありそうです(写真:kotoru / PIXTA)

近年、中間管理職のなかで問題となっているのが「上司の負担増大」だ。その原因は3つある。

(1)人手不足で総労働時間が急減している
(2)にもかかわらず革新を求められる
(3)デジタル対応をはじめ新たに覚えることが急増している

そのうえ部下が一人でもいれば、「部下の育成」というさらに大きな課題も持ち合わせることになる。

こんな状況では、年齢を重ねるごとに負荷が増えていく。手詰まり感を覚える「上司」も多いことだろう。

「部下の育成」は見極めの精度を上げる

そこで私は提言したい。「部下育成に引っ張られてはならない」、と。

部下には多様なバックグラウンドや価値観があり、個々に合わせた育成やサポートが求められる。上司は部下が何をできて、何をできないのかを迅速に見極め、必要なスキルを身につけさせなければならない。

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