
「ゴミ袋1800袋分」も何があったのか?
築80年とあって、家のつくりはかなり古い。部屋の数は和室が4つだが、そのほかに「部屋」と呼んでもいいくらいの広さがある畳の間と床の間が計3つある。
片付けの依頼をしてきたのは、この家に1人で住んでいた高齢女性の子ども夫婦。住人は天寿をまっとうした。この古くて広い家はもう使い道がないので処分するのだという。
とはいえ、家自体は相当古いため、価値は付かないはずだ。買い取った業者が解体後、土地を第三者に明け渡すことになるだろう。
現場に入ったスタッフは総勢7名と普段の片付けよりも大所帯だった。というのもこの家、処分するモノの量がかなり多いからだ。冒頭にも記したように、実にゴミ袋1800袋分。この数はやはり、ほかの現場と比べても多いほうだという。

無料会員登録はこちら
ログインはこちら