「座りっぱなし=超危険」解消!名医考案"3分"体操 なんと「座ったまま」できる"超簡単な方法"紹介

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「座りっぱなし」は心臓に負担をかけてしまっています(写真:zak/PIXTA)
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生活習慣病、血管、心臓など内科・循環器系のエキスパート「血管の名医」として知られ、日々多くの患者と接する医学博士の池谷敏郎氏。

テレビ番組『あさイチ』(NHK)、『世界一受けたい授業』(日本テレビ)やラジオ番組などに多数出演し、楽しくわかりやすい解説が好評を博している。

過去15キロ以上の減量に成功したメソッドを全公開した15万部のベストセラー『50歳を過ぎても体脂肪率10%の名医が教える 内臓脂肪を落とす最強メソッド』に続き、60歳を過ぎても血管年齢30歳の名医が教える 「100年心臓」のつくり方を上梓した。

「人生100年時代」を元気に満喫できるかどうか健康長寿のカギを握る「『心臓の健康』にいい生活」を、運動、食事、メンタルなど、あらゆる観点からアドバイスする1冊で、発売後わずか6日で3刷2万部を突破するなど、大きな話題を呼んでいる。

その池谷氏が「『座りっぱなし』の健康リスクと、その簡単解消法」を解説する。

「座りっぱなし」は「心血管疾患のリスク」を高める

近年、在宅ワークも増えてきています。仕事の環境が変わった人も少なくないと思いますが、会社でも自宅でも、デスクワークになると、どうしても「座りっぱなし」になりがちです。

『60歳を過ぎても血管年齢30歳の名医が教える 「100年心臓」のつくり方』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら、電子版はこちら

しかし、「座りっぱなし」は血流が悪くなり、「心血管疾患のリスク」を高めます

オーストラリアの調査では1日に11時間以上座っている人は、1日4時間未満の人と比べて、死亡リスクが40%上がるという報告がなされています。

座りっぱなしを避けるために、小まめに席を立つことが大切です。会社だと、お茶をいれに行ったり資料を取りに行ったりなど、歩いて体を動かす工夫をしてみてください。

自宅では、限られたスペースでも体を動かす工夫が必要です。

本記事では、私がおすすめする「座りっぱなし解消の体操」を紹介しましょう。

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