数日メモを脇へやり、詳細を忘れたころに再チェックできるよう、リマインダーをセットしましょう。再度メモに戻るときはハイライトした箇所に目を通し、30秒以内に内容をつかめるかを確認。
未来の自分が何を必要とし、求め、何に取り組んでいるのかは分かりません。メモに「触れる」たび、ハイライト、見出し、箇条書き、コメントなどを加えて、未来の自分が発見しやすいようにする。
これは「来たときよりもちょっと美しく」という「キャンプ場の清掃ルール」を情報に応用したものです。そうすることで、もっとも触れるメモがもっと見つけやすくなる。それで十分なのです。
こうしてハイライトを入れるたびに、本当に大事なこととそうでないことを区別して、自分の判断力を鍛えることができます。判断力を駆使すればするほど、メモを取ることの効率は上がり、どんどん面白くなってくると思います。
メモは「未来の思考」のきっかけと心得る
ハイライトをつけることで読んだときに内容をすぐに思い出せます。メモを取るときに「どう工夫すれば未来の自分にもっとも役立つだろう?」と問いかけることで、そのメモを保存した理由、今の自分の考え、注意を引いたポイントをつけ足す習慣ができるでしょう。
すべては「ものごとを書き留める」というシンプルな行動からスタートします。メモはただのツールではなく、忠実な思考のパートナーです。
自分が忘れても、メモは必ず覚えていてくれます。行き詰まり、アイデアが浮かばないときは、可能性と進むべき道を示してくれます。
このアプローチを暮らしのほかの分野にも応用することで、情報をさまざまな目的、プロジェクト、目標のために総合的に整理する手段にすることができます。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら