「午後の睡魔」に打ち克つには、これをしよう ガムを噛んだりしなくても、これなら簡単

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古賀教授が伝授する眠気を吹き飛ばす方法は次のとおり。①心の中で「額が温かくなる~」と、自分に言い聞かせる。②次に、「お腹が冷える~」と思う。たったこれだけ。

「交感神経が優位になると、額は温かく、内臓は冷える傾向にあるのです。それを意識して心の中で自分に言い聞かせると、緊張感も高まり、眠くなりにくくなるといえます。もうひとつ、たくさん息を吸い込むことでも、交感神経を高めることは可能です。ただし、息を吸い込み過ぎると、特に若い女性は、過呼吸になりやすいので、あまりお勧めはできません」(古賀教授)。

昼休みに「目覚めの条件づけ」をする

とはいえ、「額を温かく、内臓を冷やす」、と自己暗示をかけても、簡単に眠気を吹き飛ばせない人もいるだろう。そんなときには、昼休みを活用するのが一考だ。

「人間の身体は、『条件づけ』をすることで、眠ったり、覚醒したりすることができます。朝起きたときに、歯を磨き、コーヒーを飲みながら朝食をとり、スマホなどをチェックする。これを繰り返すと、条件的に脳の覚醒が促されるようになるのです。それを昼休みにも応用すると良いでしょう」(古賀教授)。

たとえば、昼食後にコーヒーを飲み、ハミガキをして、スマホやパソコンを見る。スマホやパソコンのブルーライトには、睡眠を妨げる作用もある。その作用を最大限に活かすには、朝起きてスマホを見るときに、天気予報、通勤電車状況、ニュースなど、順番を決めておく。そのサイトを昼休みにも見るのがコツ。「朝のスマホの目覚めの儀式」を昼休みに繰り返すことで、睡眠圧力を退けることも可能になるそうだ。

「お昼休みに5分程度スマホのゲームをするのも良いでしょう。職場でスマホをチェックしづらいのであれば、ストレッチなどで身体を動かすのも効果的です。コミュニケーションと運動は、目を覚ますのに役立ちます。それでも眠気が強い場合は、20分以内の『ショートナップ』を活用しましょう。昼食を食べると、副交感神経が優位になって眠気が強くなる傾向があります。ちょっとだけ睡眠をとることで、午後の眠気を防ぐことができるのです。ただし、20分以上寝てしまうと、夜の睡眠に影響を及ぼすので注意が必要です」(古賀教授)。

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