ポテトサラダは「出来たて」がおいしい
洋食の定番、ポテトサラダはゆでたじゃがいもをつぶし、マヨネーズやドレッシングで和えた料理手間はかかりますが、自分で作る意味はあります。なぜなら出来たてがおいしい料理だからです。
じゃがいもの主成分であるデンプンは加熱するとやわらかくなります。糊化という状態で、炊きたてのご飯などと同じ状態。一度糊化したものは時間の経過にともない水分が抜け、デンプン同士が結びついて、硬く、パサパサした状態になります。これがでんぷんの老化です。
スーパーの惣菜やチェーンの居酒屋などで提供されるポテトサラダは糖分などを足すことでそれを防いでいるわけですが、ポテトサラダがいちばんおいしいのは老化する前の状態。まだ温かさがかすかに残る作りたてなのです。
ポテトサラダを自作するのは面倒に思えますが「粉吹き芋」「きゅうりもみ」「さらし玉ねぎ」といった基本中の基本の料理の組み合わせです。逆にいえばポテトサラダが上手に作れる、というのは料理が上手になった証拠。何度か作ってコツを習得してください。


















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