実は"出来たて"が絶品「王道ポテトサラダ」作る技 ビールに最高、作ると料理の基本も身につく

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ボウルに移し、ベーコンを油ごと加え、米酢小さじ1で下味をつけましょう。じゃがいもが熱いうちに酢を振ることで味が浸透します。

酢を投入
米酢を使っていますが、酢の種類はなんでもかまいません

玉ねぎときゅうりを加えます。

玉ねぎときゅうりを投入
玉ねぎときゅうりを加えることでじゃがいもの温度も下がります

好みで、黒コショウで味付け。じゃがいもが温かいうちに黒コショウを振ると香りが立ちます。お子さんも食べる場合は黒コショウを省略してください。

黒コショウで味付け
黒コショウを多めに入れるとお酒にあう大人の味に

じゃがいもの温度が40〜45℃になったらマヨネーズを加えて和えます。味にムラがあったほうが味にリズムが出て、おいしいので混ぜすぎないこと。

マヨネーズを投入
マヨネーズは市販品を使っています

じゃがいもをつぶして、食感を調整します。滑らかなポテトサラダに仕上げたい場合はじゃがいもが熱いうちに潰したほうが楽なのですが、今回はある程度食感を残したいのでこの段階で調整しています。お店では調理用の手袋をして、手で潰したりしますが、このくらいの量であれば木べらやフォークでも大丈夫。

じゃがいもをつぶして食感を調整
フォークがつぶしやすいです

材料をもっと減らしても同じような満足感は出ますが、今回はきゅうりやにんじんが入った王道的なレシピをご紹介しました。余ったポテトサラダは冷蔵庫で保存しますが、最初に述べたとおり味は落ちていきます。その場合は出したてを食べるよりも室温に少し戻してから食べるとカバーできるでしょう。

個人的にはポテトサラダにはビールが最高に合うと思っているので、好きな方はぜひ。

出来上がったポテトサラダ
ポテトサラダは和風の器にもよくあいます

(写真はすべて筆者撮影)

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樋口 直哉 作家・料理家

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ひぐち・なおや / Naoya Higuchi

1981年東京都生まれ。服部栄養専門学校卒業。2005年『さよなら アメリカ』で第48回群像新人文学賞を受賞しデビュー。著書に小説『スープの国のお姫様』(小学館)、ノンフィクション『おいしいものには理由がある』(角川書店)、『新しい料理の教科書』(マガジンハウス)、『最高のおにぎりの作り方』(KADOKAWA)などがある。

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