PTA最大のタブー!"強制加入"という闇

大体の問題は、ここに原因がある

寄付をやめる、というのもひとつの解決方法ですが、もし寄付を続けるのであれば、初めから寄付を行うことを前提に加入者を募る(任意加入にする)のがベストではないでしょうか。

たとえば、米国に住む筆者の友人が加入するPTSA(Parent-teacher-student-association)では、年度初めに「今年はこういう活動をして、こういう備品を学校に贈る予定です」と公表したうえで加入者を募集するそうです。これなら寄付に反対の人は加入しませんから、寄付の是非についてモメることはありません。

寄付の話に限りませんが、日本のPTAも「今年度はこういう活動をします」と提示したうえで加入者を募る(任意加入にする)ほうが、身動きをとりやくなると思います。活動内容への賛否を問うことなく強制加入させてしまうから、反対の声が上がるのを恐れて、去年と違う活動をしづらくなる部分もあるのではないでしょうか。

その2 個人的な事情を人に明かさなければならない

保護者のなかには、いろんな事情を抱えた人がいます。見た目ではわかりませんが、PTA活動に参加する余裕がない、あるいはPTA会費を払う余裕がない家庭の人だって、確実に存在します。

そういった人がPTA活動への参加を断ろうとする場合、現状では、どうしても「個人的な事情」を役員さんなどに明かさなければなりません

「じつは病気を患っています」「夫が寝たきりです」「食費も足りないぎりぎりの生活をしています」等々。もし自分がその立場だと想像したら、「親しくもない人に、そんなこと言いたくない」と思いませんか? わたしなら言いたくないな、と思います。

なかにはその理由を他人に言いたくないがために、PTA活動に参加できないことを言い出せず、悩みを深めていく人もいます。たとえば筆者の知り合いの奥さんは、うつであることを周囲に明かせず、PTAや自治会の仕事を断ることができないまま亡くなってしまったそうです。

また先日は、このようなブログ記事も話題になりました。「PTAが母子家庭の私に癌の診断書を提出しないと役員免除はさせないと言う」(斗比主閲子の姑日記)。タイトルどおりの実話(元は「発言小町」の投稿)ですが、なかにはこんなひどいケースもあるのです。

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