日本のPTA、やっぱり変です

教育の現場で見た、思考停止と性差別

アベノミクスでも注目を浴びる、「女性の活用」。一見、聞こえのいいこの言葉、実は大きな問題をはらんでいるという。本連載では、そんな「男と女」にかかわるさまざまな問題を、異色の男性ジェンダー論研究者が鋭く斬る。
閉じた「学校」という空間の中で、何が教えられているのか?(写真はイメージ。撮影:今井 康一)

子ども2人が公立の小・中学校に通っている関係で、PTAにもかかわるようになりました。私は娘(上の子)のほうを主に担当するのですが、PTAの集まりにお父さんが参加しているのを、ほとんど見たことがありません。保育園時代の父母会では、お母さんのほうが若干多かったとはいえ、激務のキャリア官僚や、世界を飛び回るジャーナリストのお父さんも、きちんと行事に参加されており、話を聞くだけでもとても面白い集まりでした。

ところが公立の小・中学校に入ると、PTAは完全に女性だけの集団。先生まで、私のいる場で「あとはお母さん方で適当に決めていただいて」などという「差別発言」を平気でなさったりします。保育園との落差があまりに大きく、私は完全に変人扱い。まぁ変人なのは事実ですから、それはかまいませんが、それにしてもあまりに変なのです!

次ページ小学校の変な規則
キャリア・教育の人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 「米国会社四季報」で読み解くアメリカ優良企業
  • 女性の美学
  • インフレが日本を救う
  • 賃金・生涯給料ランキング
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
史上最大の上場に賭ける<br>ソフトバンクの思惑

12月19日、ソフトバンクが上場する。過去最大規模の超大型上場だが、祭りの後は楽観できない。親子上場による利益相反、高い配当性向、キャッシュの流出など懸念材料は多数。同社の大胆な戦略の前提である安定した収益成長が崩れる日、事態は……。