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日本勢の「EV戦略」加速 高まるソフトの存在感 トヨタ、ホンダもEVシフト対応へ投資進める

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脱炭素に向け、世界でEVシフトが進む。トヨタ、ホンダなど日本勢もEVシフト対応を本格化させる。

日産「サクラ」と三菱自「eKクロスEV」
共同開発した6月発売の日産「サクラ」(右)と三菱自「eKクロスEV」。2022年は21年の国内EV販売台数を上回る受注を獲得

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世界で進むEV促進規制

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脱炭素に向けたEV(電気自動車)シフトの加速が止まらない。2022年も先進国を中心に、自動車をめぐる脱炭素への規制が発表され、市場でもEVの存在感が高まっている。23年も大きな潮流が変わる気配はない。

自動車業界で大きな注目を集めたのが、米国下院で22年8月に可決されたインフレ抑制法(IRA)だ。EVやプラグインハイブリッド車(PHV)の購入に対して、奨励策として最大7500ドル(約100万円)もの税額控除が盛り込まれている。しかし、北米で組み立てられていることや、基幹部品である電池が北米で生産されていることなどが条件だ。

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