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「ジェネリック医薬品」の供給不安は当面続く 安定供給目指すも、薬価引き下げが懸念材料に

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ジェネリック医薬品(後発品)は、医薬品の半分を占めるなくてはならない存在だ。しかし、日医工など有力メーカーの不祥事で後発品の出荷停止が相次いぎ、供給不安が続いてる。

薬のイメージ、カプセルと錠剤
ジェネリック医薬品はなくてはならない存在だ(写真:cassis / PIXTA)

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薬価引き下げが成長を阻害

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食品や日用品など、さまざまなものが値上げされる中、値上げどころか価格を引き下げられているのが医薬品だ。

医薬品の価格は国が決める公定価格であり、発売後は市場価格を基に薬価改定で見直される。これまでは原則として2年に1度の診療報酬改定に合わせて行われてきた。だが2021年に実施された「中間年改定」以降、毎年の改定が既定路線になりつつある。

しかも本来、中間年改定は通常の改定とは異なる位置づけとされ、対象品目は一部に限定される予定だった。しかし、21年度の改定では全品目の約7割が対象となり、23年度の改定でどれだけの品目に適用されるかが注目される。

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