マスク定着やインバウンドの消失で大打撃を受けた化粧品業界。2023年こそ上向くことができるのか。
ウクライナ、気候変動、インフレ……。混迷を極める世界はどこへ向かうのか。12月19日発売の『週刊東洋経済』12月24-31日号では「2023年大予測」を特集(アマゾンでの購入はこちら)。世界と日本の政治・経済から、産業・業界、スポーツ・エンタメまで108のテーマについて、今後の展開とベスト・ワーストシナリオを徹底解説する。この記事は本特集内にも収録しています。
マスク定着の影響はまだまだ続く
アイシャドー、チーク、リップによる8000種類以上の色の組み合わせから好きなメイクを選ぶ。すると、自分の顔にバーチャルメイクが投影される。まるで肌に直接メイクをしたかのような感覚だ。
これは、コーセーの直営店「メゾンコーセー銀座」に設置されているメイクシミュレーター「カラーマシーン」体験の様子だ。美容スタッフがサポートし、その人に合ったカラーの分析や商品提案を行う。
コロナ禍でリアル店舗への来客数が激減したため、化粧品メーカーはオンラインカウンセリングなど実店舗に依存しない戦略を強化してきた。ただ、現在は消費者の外出機会も増え始め、リアル店舗での体験価値も同時に重要視され始めたようだ。
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