iPhoneの「録音機能」をもっと便利に使う裏技 LINEの音声認識AIを活用「文字起こしアプリ」も

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初代iPhoneから搭載され続けている「ボイスメモ」。iOSの進化に伴い、機能は徐々にアップデートされています(筆者撮影)
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ボイスレコーダーの専用機が発売され続けていることからもわかるように、録音のニーズは、根強く残っている。もっとも、多くの場合、今はスマホでも代用することが可能だ。iPhoneにも「ボイスメモ」という標準アプリがあり、初代iPhoneの登場から10年以上経った最新モデルにも、引き続き搭載されている。会議を録音して議事録作成に生かしたり、講演を記録しておいたりと、ビジネスシーンでも活躍する機会は少なくない。

徐々に機能がアップデートされている

初代iPhoneから搭載され続けているボイスメモだが、iOSの進化に伴い、機能は徐々にアップデートされてきた。雑音を除去する機能は、その1つだ。設定メニューから録音する際のファイル形式を変えて、音質を上げることもできる。自動で付けられるファイル名をどのようにするかも、設定で変更できる項目の1つだ。

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一方で、iPhoneの競合であるGoogleのPixelを見ると、日本語の文字起こしが可能なボイスレコーダー機能が話題を集めている。AIに力を入れているのはアップルも同じだが、残念ながらiPhoneのボイスメモには同様の機能が存在しない。だが、こうした機能が必要なら、アプリで補うことができる。今回は、このようなiPhoneのボイスメモや録音にまつわる設定テクニックや便利アプリを紹介していきたい。

会議室などで録音した際に気になるのが、反響音などのノイズだ。マイクの精度が高いこともあり、人の動きなど、わずかな音を拾ってしまうのも難点。発言した人の声が聞き取れないというレベルまでいかなくても、聞き直すときに雑音が気になることもあるはずだ。iOSに標準搭載されているボイスメモでは、そんな雑音を除去してクリアな音質にすることができる。

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