就活生が志望企業を「ベンチャー」に変えた瞬間 大手に就職することばかりが幸せとは限らない

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就活生が大手企業以外へ志望を変えたきっかけは?(写真:elise/PIXTA)

コロナ禍以前には大学の卒業式や入学式は春の定番コンテンツだった。今春はリアルな卒業式や入学式が復活し、その風景が報道された。入学式に親が出席するのは当たり前であり、卒業式にもかなり多くの親が出席する。この光景は学生と親との関係を象徴している。

そんな親の手助け、あるいは干渉を離れて、はじめて自立して行動するのが就活だ。親に相談したり、キャリアセンターでアドバイスをもらったりすることもあるが、選択し行動するのは学生自身だ。そんな経験によって学生は成長する。今回は学生が就活を通じて得た発見、気づきを紹介してみたい。

就活初期の志望は大手企業

使用するデータは、HR総研が2021年6月に実施した「楽天みん就」会員対象「2022年卒学生の就職活動動向調査」である。

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就活の初期に志望する企業は大手が多い。志望する理由は、「安定性」「成長性」「雰囲気」「給与」「勤務地」などさまざまだが、初期は企業研究がそんなに進んでいない。大手を志望する理由は、単に「知っている」からだ。人間にとって「知っている」ことは「安心」につながる。家族も友だちも学校もよく知っているから安心できる。

学生が志望する大手はB to Cビジネスを展開していることが多い。テレビなどのコマーシャルに登場し、食べ物、飲み物、クルマ、携帯、家電などを扱い、知名度が高い。

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