鏡の前で「私が好き」と言える人・言えない人の差 肯定感を高めるおまじない「アファメーション」

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鏡の前で「私は自分が好き」と言えますか?(写真:mits/PIXTA)
常に自信がない、自分の判断が正しいかどうかわからない……。そんな自分を変えるために「自己肯定感を高めたい」と望む人は多いだろう。だが、子どものころから低いままの自己肯定感を大人になってから高めることは可能なのだろうか。
長年、シリコンバレーのIT業界で働くライフコーチの宮崎直子さんいわく、真の自己肯定感は誰でもいつでも高めることができるという。それどころか、一度上がったら二度と下がらない「鋼の自己肯定感」が手に入るのだとか。その方法の中でも、手軽に行えてかつ効果の高い「アファメーション」について解説してもらった。
本稿は『鋼の自己肯定感 ~「最先端の研究結果×シリコンバレーの習慣」から開発された“二度と下がらない”方法』より一部抜粋・再編集してお届けします。

2005年に行われたアメリカ政府の組織、ナショナル・サイエンス・ファンデーションの研究によると、平均して人は1日に1万2千個から6万個の考えを持ち、そのうち、80%はネガティブ、そして95%はその前の日と同じ考えだという結果が出ている。

また人は、自分がフォーカスしたものしか見ないということが、さまざまな実験で証明されている。新しい車に買い替えた途端、町中に自分の車と同じ車が走っている、新しい髪型に変えた途端、自分と同じ髪型の人が多くいることに気づいた経験は、誰でも持っているのではないだろうか。

この研究結果やさまざまなデータからいえることは、人は自分にどんな言葉を語りかけるかで人生の結果が大きく異なるということだ。

自分に対しどんな言葉を語りかけるか

常に「私はダメだ。何も上手くいかない……」とネガティブな考えを持ち、自分に語りかけていれば、脳はその証拠ばかりを集める。テストで酷い点を取ったときのこと、誰かに意地悪をされたときのこと、スポーツで思うような結果が出なかったときのこと。集めれば「私はダメだ。何も上手くいかない」の証拠は山ほど集まる。

ところが、自分に「私はすごい。やろうと決めたことは、なんでもやり遂げることができる!」と語りかけてポジティブに考えれば、その証拠もいくらでも集まるのだ。テストで100点を取れたときのこと、誰かが優しくしてくれたこと、スポーツで思った通りの結果を出せたときのこと。こちらの証拠も山ほど見つかる。

今まであなたが80%あるいはそれ以上、自分にネガティブな指示を出していたのを、少しずつでもポジティブな指示に置き換えていけば、1年後のあなたの人生は見違えるほど好転しているだろう。

自分で自分に語りかけるポジティブな言葉のことを「アファメーション」という。このアファメーションを使えば、あなたの自己肯定感を高く安定させることができる。

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