鏡の前で「私が好き」と言える人・言えない人の差 肯定感を高めるおまじない「アファメーション」

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アファメーションを使う際にいくつか大事なポイントがあるが、その1つはあえて「私は」と言うことだ。英語でも「I am」と言うのは、一番大事な言葉だといわれている。なぜなら、その後に何を続けるかで、セルフイメージが決まるから。自己肯定感を高めるためにも、肯定的なセルフイメージは必須だ。

アファメーションの効果的な唱え方

以下にアファメーションの効果的な唱え方をまとめておこう。

●「私は」など、主語をはっきりさせる。
×自分が大好きです。
〇私は自分が大好きです。

●過去形や未来形は使わず、現在形または現在進行形を使う。
×私は健康になるでしょう。
〇私は健康です。
〇私は健康になっていっています。

●否定的な言葉ではなく、肯定的な言葉を使う。
×私は貧乏ではなくなっています。
〇私は豊かです。
〇私は日々豊かになっていっています。

●願望ではなく、あたかも現実のように言う。
×私は元気になりたいです。
〇私は元気です。
〇私はどんどん元気になっています。

●朝晩毎日唱える。

●最低21日(3週間)は続ける。

●鏡の前で自分に向かって唱えるのも効果的。

●言葉だけでなく、その状態が現実であるように感じながら、イメージしながら唱える。

アファメーションは自分に対してうそを言うことなのかと聞かれることがある。それに対する答えは2つ。

【1】アファメーションは本来の姿に戻るためのもの。つまり自分が今「本当」だと思っているほうがうそで、「うそ」だと思っているほうが本当なのだ。

例えば、自分はブスだ、それが現実だと思っているとしよう。でもそれは、雑誌やテレビでもてはやされているタレントやモデルに基準を合わせているからにすぎない。だから自分はブスだ、というのは実はうそなのだ。すべての人が、その人なりに美しい。それを思い出して本来の姿に戻してくれるのが、「私は美しい」というアファメーションだ。抵抗があるなら「私は私なりに美しい」としてもいい。

【2】アファメーションは未来の自分を先取りすることで、未来のなりたい自分になるのを加速させるもの。

どう転んでも今の自分は、本来の姿とはいえない場合もあるかもしれない。その場合もアファメーションは有効だ。例えば、今貯金がまったくないとしよう。そんなときは、「私は日に日に豊かになっていっています」などの現在進行形のアファメーションが有効だ。

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