成長続く台湾半導体業界で求められる人材とは。電気、ファームウェア、機械分野を連携できる人材や研究開発系の材料エンジニア、AI人材に熱視線
台湾の半導体産業は2026年も力強い成長が続き、各種エンジニアの採用需要は依然として旺盛だ。ただ、一般によく知られているプロセス技術や研究開発職以外に、新たに登場、あるいは需要が拡大している職種にも関心が高まっている。
イギリスのロバート・ウォルターズは1月に欧州商工会議所と共同で26年版の台湾人材採用調査を発表した。
その調査によると、分野横断で業務を担える半導体人材の需要が大幅に拡大する見通しで、アナログ設計とデジタル設計を統合できる人材やAIでコンピューターを高速化できる人材、あるいはサステナビリティー要件を製品や業務プロセスに組み込める人材が、重点採用対象になるとみられている。
職種別に見ると、AIエッジコンピューティングエンジニア、ニューロモーフィック(神経模倣型)プロセッサエンジニア、半導体サプライチェーンのレジリエンスおよびローカライゼーションの責任者、ESGデータおよびサステナビリティー分析担当者などが求められると指摘している。
アメリカの関税政策で多くが影響
調査では、台湾のテクノロジー業界が地政学リスクやアメリカの関税政策の影響を直接受けている様子もうかがえる。
調査に参加したテクノロジー業界の顧客企業のうち、94%がアメリカの関税政策によって事業運営に何らかの影響を受けていると回答し、2割はその影響が大きいと答えた。そのため、26年の全体的な事業計画および採用判断は慎重姿勢に傾いている。




















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