2008年にアメリカ発のSNS(交流サイト)である、「フェイスブック」(FB)や「ツイッター」(現X)が日本に上陸した。最初は意識しなかったが、2~3年ほどたつと、次第に日本市場向けにうまくアジャスト(調整)して、ユーザーになじみ始めていた。
さらには2007年にアメリカで登場したアップルの「iPhone」も翌2008年には日本で発売。まだ発展途上だったが、バージョンアップを重ねるごとによくなってきた。グーグルの「アンドロイド」を搭載したスマートフォンも現れ、国内でも“ガラパゴス・ケータイ”からスマホの時代へ変わるタイミングだった。
その後も「LINE」や「インスタグラム」が花開いていった。ユーザーのスマホへの移行、競合SNSの参入と、4~5つのことが同時に起こったのだ。それぞれ、短文テキストや写真共有などの特徴があり、手ごわかった。
かつての人間関係が古くなっていった
mixiも、2011年3月に発生した東日本大震災で電話の代わりに活用されるなど、社会に貢献した部分もあった。東北地方では、炊き出しの連絡などで「助かった」などと感謝されて、すごく使われているのがわかった。
当時思ったのは、mixiは2004年のリリースから7年ほどたち、各ユーザーのマイミク(友だち)が古い人間関係となっていたことだ。大学時代の友人が就職を機に徐々に疎遠となるなど、ライフスタイルが変わっていく流れに対し、サービス内のつながりが当時のまま固定化されてしまっていたのが、大きな障壁だった。
もちろんmixiでも、つながりをリフレッシュ(更新)できるようにしたり、新たな楽しいコミュニティを作ったりすることに取り組んだ。スマホへの対応も急いだ。しかし、まだ不十分で、競合相手に対抗するのはなかなか難しかったと思う。























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