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グーグルの親会社アルファベットが最新決算で見せた「AI覇権」への決意。株価上昇は持続可能か

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(写真:David Paul Morris/Bloomberg)

AI普及による需要低迷がささやかれたこともあるテクノロジー界の巨人が今、技術力と資本力でAI覇権をつかもうとしている。

グーグルの親会社アルファベットが2025年10~12月(第4四半期)決算を2月4日に発表。AIサービスの基盤となるクラウド部門が成長し、同事業の売上高は177億ドル(約2.8兆円)と市場予想(162億ドル)を上回った。

AIを活用した新機能を検索サービスなどに搭載したことによる利用増も、全体の業績に寄与したとみられる。

巨額の設備投資計画が明らかに

とくに投資家が注目したのは過去最大規模の設備投資計画だ。アルファベットは26年の設備投資額を1750億~1850億ドルへ拡大する見通しを示した。これは市場予想(約1195億ドル)を大きく上回る野心的な水準だ。

投資の中心はデータセンター増強や半導体開発などAIインフラの拡充であり、スンダー・ピチャイCEOは、「AIへの投資とインフラが全事業の売り上げ成長を押し上げている」と強調した。

この積極投資方針に市場は驚き、決算発表直後の時間外取引ではアルファベット株が一時7.5%近く急落。投資拡大によるコスト増加への懸念が広がったためだ。しかし、その後株価は持ち直し、「巨額投資はAI分野での自信の表れ」との見方も浮上した。

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