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TSMCが決算発表、利益急増&Q1の粗利益率も上昇継続で機関投資家らが驚嘆! 株価2000台湾ドル超えの3つの鍵と魏哲家董事長の発言をリポート

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好決算の評価をうけたTSMCの工場(写真:Bloomberg)
台湾株式市場の株価王者であるTSMCの決算説明会が、木曜日(1月15日)に開催された。説明会前から多くのアナリストが水面下で業績予測の上方修正を始めており、5社以上の調査機関が、TSMC株に対して2000元(1台湾ドル=5円として1万円)を超える目標株価を提示している。
そして予想どおり、昨年の決算および今年第1四半期の粗利益率見通しが発表されると、会場の機関投資家は一斉に「強すぎる」と驚嘆した。

2026年の設備投資は予想超え

TSMCは決算説明会前日の1月14日の取引で、一時1720台湾ドルの取引時間中の過去最高値を記録した。引け間際には、最終売買で5113枚の買い注文が入り、株価は1710台湾ドルで取引を終えていた。決算説明会当日の1月15日は、様子見姿勢が強く、寄り付き後は10日移動平均線の1680台湾ドル水準を試したものの割り込まず、最終的には1690台湾ドルで引けた。

台湾を代表する有力ビジネス週刊誌のひとつである『今周刊』。その誌面やオンラインの記事から、台湾内外の経済・産業などの分析記事を掲載

そしてTSMCの決算説明会では、まず2025年第4四半期(10~12月期)の財務報告が公表された。連結売上高は約1兆0460億9000万台湾ドル(約5.2兆円)、税引後純利益は約5057億4000万台湾ドル(約2.5兆円)、1株当たり利益は19.50台湾ドルだった。

前年同期と比べると、売上高は20.5%、税引後純利益および1株当たり利益はいずれも35.0%増加した。前四半期(7~9月期)比では、売上高が5.7%増、税引後純利益は11.8%増となった。

米ドル換算では、25年第4四半期の売上高は337億3000万ドルで、前年同期比25.5%増、前四半期比1.9%増だった。

出荷については、3ナノメートルプロセスの半導体が、25年第4四半期の半導体ウェハー売上高の28%を占め、5ナノメートルプロセスは35%、7ナノメートルプロセスは14%を占めた。総じて、7ナノメートル以下の先進半導体の売上高は、ウェハー売上高の77%に達した。

25年第4四半期の粗利益率は62.3%、営業利益率は54%と、いずれも過去最高を更新し、予想も上回った。25年通年の税引後純利益は1兆7100億台湾ドル(約8.5兆円)、1株当たり利益は66.25台湾ドルと、いずれも過去最高を記録している。

TSMCは、26年第1四半期(1~3月期)の粗利益率は63~65%まで上昇すると予測。そして26年の設備投資額は機関投資家の予想を上回る520億~560億米ドルを見込んだ。

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