「学生起業に憧れる→ビジコン、留学、ミスコン…」 お茶の水女子大→東大院「秀才」27歳彼女がミスコンに出た"意外な理由"とは?

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ミス東大コンテストに出場した安藤さんは、その後コンサルティングファームに就職。彼女が就活で一切ミスコンの話をしなかった理由とは?(写真:筆者撮影)
かつて“大学の顔”として注目を集めていたミスコン。近年「冬の時代」を迎えているが、そんななかでも、「ふつうの大学生が有名になるための登竜門」としての役割を果たしていることは、今も変わらない。
しかしながら、大学ミスコンに出場した人全員が、その知名度を活かした選択をするわけではない。大多数は一般企業に就職して、表舞台からは姿を消す。彼女たちはその後、どのような人生を歩んでいるのか――。
本連載では、そんなミスコンに出場した女性たちが、数年後の社会人として今どう生きているのかを取材。「ミスコン以後」の現実を見つめていく。

今回は、2022年のミス東大コンテスト(通称:ミス東大)に出場し、現在はコンサルティングファームに勤務している安藤令奈さんに話を聞いた。

東大院へ進学し「ミス東大」に出場

愛媛県出身の安藤さんは、高校までを地元の愛媛県で過ごし、お茶の水女子大学への入学を期に上京した。

安藤さん
お茶女→東大院と、高学歴の安藤さん(写真:筆者撮影)

「お茶女を選んだのは、大学で東京に行きたかったのと、当時の私の学力的に現実的だったからですね」

現実的だったと謙遜するが、お茶の水女子大学は言わずと知れた名門国立大学。全国の女子大の中でもっとも偏差値が高いことで知られている。

そして、お茶女で学部の4年間を過ごした安藤さんは、大学院で東京大学に進学。大学院1年の時期にミス東大に出場した。

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小学1年生から高校生まで空手の型の選手として練習に励み、高校時代にはインターハイに出場したこともある(写真:本人提供)

ミスコンに出場する目的は人それぞれだが、最近だと就活のために出場する人も珍しくない。LIVE配信やSNS発信など、自己プロデュース力が求められる現代のミスコンを経験すれば、就活のガクチカや自己PRはもちろん、面接時の受け答えにもプラスになるだろう。実際に、筆者はこれまで、大学卒業後にいわゆる有名企業、大手企業で働いているミスコン出身者を何人も見てきた。

おそらく安藤さんも、就活のガクチカや自己PRで苦労することはなかったに違いない。

「でも私、就活では一切ミスコンの話をしなかったんです」

「自己表現をする大切さ」を知りミスコンへ

そもそも安藤さんは、大学院1年の時点では「就活するつもりはなかった」という。

安藤さん
もともと「就活するつもりはなかった」と、大学時代を振り返る安藤さん(写真:筆者撮影)

「当時は『博士過程に進学し、関心のある研究を続けながらタレントやインフルエンサーの活動をしたいな』と思っていたんです。でも、周囲にそのことを相談したら『いや、就活はしたほうがいいんじゃない? まずはビジネスの基本や組織について学ぶべきだよ』ってたくさんの人に言われて(笑)。なので、大学院1年の3月頃から本格的に就活を始めました」

これだけ聞けば計画性がないように思われるかもしれないが、実は安藤さんは学部時代から就職とは異なる明確なキャリアビジョンがあったのだ。

「大学1年のときに、学生起業をされている同じサークルの先輩を見て『私もあんなふうにたくさんの方々の課題解決ができる人になりたい』と思ったのがきっかけで、ずっと事業を立ち上げたいと思っていたんです。なので、学部生時代はインターンをしたり、ビジコンに出たり、留学に行ったり、『将的的に起業に活かせそうな経験』はいろいろやっていました」

そして、特に留学で行ったアメリカで「自己表現をする大切さ」を知ったことは、安藤さんの人生における大きなハイライトになったという。

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