「学生起業に憧れる→ビジコン、留学、ミスコン…」 お茶の水女子大→東大院「秀才」27歳彼女がミスコンに出た"意外な理由"とは?

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そうなると、ここで一つの疑問が湧いてくる。果たして、安藤さんがミスコンに出た意味はあったのだろうか。

もちろん、自己表現の場としてはこの上ない機会だったことだろう。しかし、その自己表現も結局は起業という目標のための「手段」であったはずで、現在その目標は叶えられていない。今の結果だけを見ると、「ミスコンに出た意味はあったのか?」と思われるかもしれない。

だが、安藤さんは「ミスコンに出た意味は間違いなくあった」と明言した。

ミスコンでの経験は、厳しいコンサル就活でも活きたそうだ(写真:筆者撮影)

「例えばコンサルの面接では、『そんな難しいこと聞くの?』って思うような厳しい質問が多かったんですが、『とにかく何か自分の意見を答えよう』『焦っていることは表情に出さないように笑顔でいよう』という姿勢で臨んで、結果的に内定をいただけました。この粘り強さや最後まで笑顔で対応しきる力、自分の意見を最後まで伝えきる力は、ミスコンで培った力です。それは間違いなく就活で活きましたし、今の仕事でも役立っていますね」

エピソードとしてのミスコンが就活に活きることはなかった。しかし、ミスコン活動中のLIVE配信やSNS発信、イベント出演などで得た経験値は、就活、ひいては今の社会人生活で大いに活きていたのだ。

【紹介しきれなかった画像も多数!】深夜バラエティ出演時のオフショット、東大院修了式の様子、華やかな浴衣姿など

就活後に挑戦した、もう1つの自己表現の舞台

先述の通り、結果的に安藤さんはコンサルティングファームから内定を獲得し、就活も無事に終えた。その後は大学院を卒業し、そのコンサルティングファームに就職して今に至るわけだが、実は就活後から卒業までの間にも、安藤さんは大きな「自己表現」の舞台に挑戦していた。

「大学院2年の5月ぐらいから卒業までの約1年間、『オールナイトフジコ』という番組にレギュラー出演していました」

『オールナイトフジコ』にも出演していた安藤さん。内定獲得後も出ていたそうだが、大丈夫だったのだろうか…?(写真:本人提供)

『オールナイトフジコ』は、2023〜2025年の約2年間にわたって放送されたフジテレビのバラエティー番組。『ゴッドタン』や『トークサバイバー!』などを手掛けてきた佐久間宣行さん、お笑いコンビ・さらば青春の光の森田哲矢さんらがMCを務め、安藤さんのような女子大生タレントが多数出演し、さまざまなトークや企画に挑戦するという内容だ。深夜帯ということもあり、攻めた企画をすることも多く、かつ回によっては生放送で放映されていたため、いわゆる「放送事故」に近いことが起きる回もあった。

先述の通り、安藤さんはミスコンの話を隠してまでコンサルから内定を獲得していた。にもかかわらず、なぜ内定取り消しになるリスクのあるような番組に出演していたのだろうか。

後編では、コンサル就職後の奮闘の日々について語ってもらっている(写真:筆者撮影)

続く後編ーー東大院生「芸能界は向いてない」悟り後の堅実選択ーーでは、番組出演後の学びと、現在の社会人生活をありのままに語ってもらっている。

ワダハルキ ライター・カメラマン

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わだ・はるき / Haruki Wada

大阪のフリーライター・カメラマン。卓球好きが高じて大阪府立大学在学中に卓球メディア「Rallys」でライター活動をスタート(自身の卓球歴は15年)。現在は卓球以外にも大学ミス・ミスターコンの取材も精力的に行う。

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