疫病、災害、老後……。これほど便利で豊かな時代なのに、なぜだか未来は不安でいっぱい。そんな中、50歳で早期退職し、コロナ禍で講演収入がほぼゼロとなっても、楽しく我慢なしの「買わない生活」をしているという稲垣えみ子氏。不安の時代の最強のライフスタイルを実践する筆者の徒然日記、連載第52回をお届けします。
「買わない生活」開始から6年、初めて電気代が200円超
今回もウッシッシと美味しい「フードロスゼロ生活」実現へのロードマップについて書くつもりだったのだが、急遽、別のことを書くことにした。
……いや、ちょっと大げさか。よく考えたら「急遽」などというほど重大な話でもなんでもない。
そう、世間の皆様から見れば。
ただ私的にはまあまあの大した事件が勃発したのである。
それはですね、わが家の電気代が、現在のような「買わない生活」を確立したこの6年間で初めて、月200円を超えてしまったのである!
詳しい理由は後から書くが、何しろずーっと170~180円くらいをキープしてきたので、この東京電力様からの「電気ご使用量のお知らせ」を見たときは、思わずオオッとなったね。まったく人生は何が起きるかわかりません!
で、その理由である。
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