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他人という存在に依拠した基準での幸せや満足ほど薄っぺらいものはありませんから、満足や幸せの自分なりの定義をまずは考えましょう。他人との比較においてのみ自分自身の居場所を探そうとすると、いつまでたっても満足とは程遠い状態しか創り出せませんから、自分自身で満足の基準なりを考えるしかありません。
何事においても他人と比較して、自分は成功しているとか、自分は恵まれているとか考える人がいることは確かですが、そういった「自分不在」の状態では、本当の満足や幸せをつかみ取ることはできないでしょう。
比較対象となる「他人」がコロコロと変わる
比較対象となる「他人」が未来永劫変わらないのであればまだわかりますが、そうした人に限って、比較対象となる「他人」がコロコロと変わるものです。しかも、自分が見ている「他人」はその「他人」の一部分でしかないという事実を無視して、勝手に比較対象としているに過ぎません。
したがって、そのようなケースにおける「他人」は、あくまでも「自分自身が創り出した幻想」でしかなく、本来ならば、自分自身の人生を振り回されるような存在であってはいけないのです。自身の人生の主役も、キャリアにおける主人公も、自分以外はあり得ません。
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