30歳から「伸びる人」「伸びない人」の意外な違い がむしゃらに努力しなくても伸びる人の考え方

コツコツ努力してきた人が伸びるわけではない

これまで、多くの「30歳から伸びる人」たちを取材してわかった意外な真実があります。その多くは、自分の夢を描いて、そこにたどり着くための計画を立て、コツコツと努力してきた人ではなかったということ。「ずっと、この仕事をしたいと思い続けて、夢が叶いました!」なんて人は、ほとんどいないのです。
その人たちが決まって言うのは、「いつの間にか、こうなっていました」、もしくは、「こうなるしかなかった」ということ。そして、「たまたま、~だったおかげで」「偶然、~なことが起きて」と、ひょんなきっかけから、いまの場所にたどり着いているのです。つまり、なりゆきのような“波”に乗ってきた結果、と言っていいかもしれません。
いい波を見逃さずにキャッチする目、波に乗るタイミングが、その後の人生を大きく左右します。「伸びていく人」とは、だれの人生にもやってくる波を受け入れ、味方にしている人だと思うのです。