「ステップ2」は、「ステップ1」で配置した図形の「形」を整える作業です。
「余分な線を消す」のは「30分方式」の基本テクニック
【ステップ2】「形」を整える
図形の輪郭に丸みをつけたり、図形どうしの線をつなげたりすることで、絵に「一体感」が生まれます。
「バナナ」を例にとると、垂れ下がった「皮」の部分は、三角形と長方形を用いて「設計図」を描きました。「ステップ2」では、これらの図形の輪郭に丸みをつけて、リアルな形に近づけていきます。
ここで「余分な線」は、どんどん消していきましょう。「消す」ことは、「30分方式」の基本テクニックのひとつです。たとえば、「カゴに入ったトマト」を描くとき、かごの中でたくさんのトマトが重なり合って見えますね。
「設計図」の段階では、一つひとつのトマトを「円」で描き、「円」どうしが重なり合った部分の不要な線を「ステップ2」で消していく、という流れです。
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手前にあるトマトの内側の線を消し、その作業をくり返しながら、形を整えていく(出所:『誰でも30分で絵が描けるようになる本』)
「設計図」をもとに、「丸みをつける」「線をつなげる」「線を消す」などの作業をくり返すことで、しだいに「形」が整っていきます。
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