白髪に悩む人が知らない「お風呂」のポイント7つ 髪の洗い方やシャンプーの選び方などを解説
シャンプーで落とせない汚れがあるのを知っていましたか? それは、「過酸化脂質」。過酸化脂質とは、皮脂が分泌されてから時間が経って酸化した汚れのこと。皮脂は、汗やホコリだけでなく、シャンプーやコンディショナーなどの流し残しと混ざり、少しずつ過酸化脂質に変わります。
過酸化脂質を取り去るためにはスペシャルケアが必要です。そのケアこそ、以下でご紹介する「オイルパック」なのです。オイルパックのやり方はとてもカンタンで、次の4ステップです。
オイルパックの方法
37~39℃のお湯でざっと汚れを落とすと同時に、オイルが必要以上に髪の毛に吸収されるのを防ぎます。乾いた髪にオイルを塗ってマッサージをすると、髪や頭皮が摩擦を起こしてしまいます。
頭頂部から放射状に、10本くらいのラインを描くように、オイルを頭皮全体に広げます。
マッサージをしてオイルをしっかりと頭皮になじませます。マッサージは先述の「④2回目は、マッサージをしつつ洗う」と同じです。
マッサージが終わったら、15分放置します。このとき、蒸しタオルで頭部を巻くと、汚れが浮き出しやすくなります。
1)フェイスタオルを水でぬらす
2) タオルを水がしたたらない程度に絞る
3) タオルを三つ折りにし、ビニール袋に入れる
4) 電子レンジで1分程度(冬期は20秒ほどプラスしてもよい)、500Wで加熱する。やけどしないくらいに冷ましてから使う
37~39℃のお湯でざっと流した後、シャンプーで洗い流しましょう。
「オイルパック」の効果を最大限に引き出すための、重要なポイントが2つあります。
① 植物性の天然成分100%のオイル(ホホバオイル、アーモンドオイル、セサミオイル、アボカドオイル、オリーブオイルなど)を選ぶ。一方で、ベビーオイルなどのミネラルオイルは、肌に浸透しにくく汚れを浮かしにくいので避けたい
② 頭皮全体がしっとりするよう、オイルは1回に20㎖とたっぷり使う。「もったいない」「ベタつくかも?」と量を少なくすると、酸化汚れが浮き出しにくくなってしまいます。
これまでに蓄積した酸化汚れを集中的に取り去るためには、まず1週間に1回、おおよそ1カ月に4回はオイルパックを行います。頭皮が整ったら、月に2〜3回のペースで続けていくといいでしょう。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら