無神経すぎる人に「ちょっとだけ」言い返す技術 徹底的に叩きのめすのではなく「巧みにかわす」

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嫌なことを言われたときに「ちょっとだけ反撃」するコツを伝授します(出所:『マンガ版 ちょっとだけ・こっそり・素早く「言い返す」技術 』より)
「言い返したい! でも言い返せない……」
そんな悔しい思いをしている人も少なくないはず。でも、無神経な言動を繰り返す人を完膚なきまでにたたきのめす必要はありません。大切なのは、「ちょっとだけ反撃」をして、身を守ること。
精神科医・ゆうきゆう氏と漫画家Jam氏のコラボによる『マンガ版 ちょっとだけ・こっそり・素早く「言い返す」技術』から、「巧みにかわす」「賢く言い返す」コツを漫画とともにお届けします。

まずは相手の「急所」を探ってみよう

まず大切なのは、悪口を言う人は「自分が言われていちばんヘコむことを言っている」ということを知っておくことです。相手はあなたを攻撃することで、無意識のうちに、その急所を、あなたにも伝えているのです。

そしてこの考え方さえ知っておけば、相手からどんな悪口を言われても、決して気にならないはず。

「あぁ、この人は、○○と言われるのがいちばんイヤなんだなぁ……。かわいそうに……」

そんなふうに考えてみれば、相手に対する憐みの気持ちが湧いてくるはず。

そうすれば、相対的に自分自身の気持ちがラクになってくるはずです。ですので、相手の悪口で深く傷ついたのであれば、本当ならその悪口をそのまま返すのがいちばん効果的です。

「最低はどっちでしょうか?」

「バカ? そんなこと言うほうがバカでしょう……?」

こう言われれば、相手はハラワタが煮えくりかえるはずです。しかし、その後はどう考えても売り言葉に買い言葉。火に油を注ぐことになります。

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