家庭科「2」の私が「一点もの」モード服を作る理由 着るとは何か、おしゃれとは何か、買うとは何か

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というわけで、さっそくわが「一点もの」のいくつかをご紹介しよう。

世界に一つだけ「一点もの」の服やアクセサリー

(1)飾りピン

まずは、わが手作りアクセサリーの原点がこれ。ピンであります。

(写真:筆者提供)

思い返せばすべてはここから始まった。

右上のドクロピンが記念すべき最初の手作り作品。もちろん手作りと言っても一から作ったわけではなく、元は、10年以上前に某セレクトショップで購入した髪留めのゴムである。

しかしアフロになってゴムを使うこともなくなり、例の収納のない家への引っ越しで当然リストラ対象に上がったんだが、非常に気に入っていたためややウジウジし、ふと裏を見たら、こ、これは……もしやゴムを外してピンを取り付ければ飾りピンとしてアフロにも使えるのでは……と思いつき、やってみたら大成功!

……という、まあ書いてしまえば大げさに自慢するほどでもないどうでもいい話である。

だがどうでもいい割にはこのピンが非常に好評で、会う人会う人、相当な高確率で「カワイイ!」と褒められるのであった。実は、飾りピンというものは需要が少ないせいか案外店では売っていない。なので、このドクロ成功体験で「そうか、作ればいいじゃん!」と開眼。

何しろ普通の黒いピン(実家に大量にあったものを拝借)に気に入ったものをテキトーに差し込むだけ。家庭科が2だろうが1だろうが0だろうが何の問題もない。

ということで、頂き物の包装リボンやワッペン、色つきのレジ袋で編んだ物体など、手当たり次第ピンにして遊んでいるうちに、気づけばわがアフロには欠かせぬ存在となりほとんどトレードマーク化している。

ま、客観的にオシャレといえるかどうかは知りませんが、自分としては面白くてしょうがない。どこで買ったんですかなどと言われた日にゃあ、マネーの支配に打ち勝ったようで笑いが止まらない。

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