あなたにも出来る! 社労士合格体験記(第1回)--突然の「早期希望退職」が人生の転機に

ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小


健康保険は現在のものを任意継続するか、国民健康保険にするかという選択に迫られました。ちなみに社労士試験で任意継続の要件は、「2」がキーワードです。2カ月以上勤めた人が、辞めてから20日以内に申し出をすれば、2年間に限って延長できます。

私は漫然と任意継続を選択したのですが、失業中に引き続き保養所など福利厚生施設を、空いている平日に利用できたのでラッキーでした。

会社を辞めると国民年金は、被保険者の種別が一般サラリーマンの第2号から自営業者などの第1号に変わります。そして専業主婦の奥さんは第3号からやはり第1号になります。

さらに厚生年金部分がなくなるため、将来の年金額に影響が出てきます。私は先輩から教えられて付加年金にも加入しました。付加保険料は月額400円で、将来受給するときに月額200円が上乗せされます。少額ではあるものの、計算上2年間受給すれば元がとれるお勧めの年金です。試験にも頻出なので一挙両得で覚えておきましょう。

さて、次回からはいよいよ本格的な私の失業生活が始まります。
【毎月第2・第4火曜日に掲載予定】

翠 洋(みす・ひろし)
1958年愛知県生まれ。国際基督教大学教養学部卒業後、ラジオたんぱ(現・ラジオNIKKEI)入社。番組制作、報道、出版事業などを経て45歳で退職。延べ1年半の失業期間の後、NHK「地球ラジオ」の専属ディレクターとして3年勤務。2007年、4度目の挑戦で「行政書士」に合格し、現在は都内「行政書士法人」に勤務。「社会保険労務士」には、2008年4度目の挑戦で合格。その間、ファイナンシャル・プランナー(AFP)にも登録。趣味はアルトサックス演奏、温泉巡り。「語学オタク」。

人事・労務が企業を変える 東洋経済HRオンライン

 

 

ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事