「住みよさランキング2014」西日本編 「近畿」は草津が連覇、「九州・沖縄」は合志が1位に

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都道府県別には、西日本は東日本ほどの地域偏在は見られないが、記すとすれば、滋賀と大阪、兵庫の水準の高さだろう。沖縄を含めた南九州勢の奮闘を期待したいところだ。

今回の西日本編で、2014年の「住みよさランキング」シリーズは一区切りする。改めてランキングに対する編集部の考え方を記しておこう。

東洋経済の「住みよさランキング」は、全国同じベースで比較可能な客観的指標を用いて算出している。生活するという視点においては、自然環境も含めた居住環境や伝統文化なども重要な要素であるが、こうした項目については、客観的な数値指標がないため、評価の対象としていない。

また「住みよさ」の判断基準についても、いろいろな見方・考え方があり、「これが正しくて、それ以外は間違い」というものではない。ここに掲載しているランキングも、東洋経済が考えた価値基準の下で算出された「住みよさ」であって、あくまでも1つの見方・考え方に過ぎないという程度で参考にしていただければ幸いである。

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加藤 千明 ファイナンシャル・プランナー、「アメリカ企業リサーチラボ」運営

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かとう ちあき / Chiaki Kato

大手証券会社勤務の後、1993年7月、東洋経済新報社に入社。主に統計指標をベースとした刊行物を担当する一方、電機・化学業界担当記者としてITバブルの全盛期と終焉を経験。その後は、マクロ、マーケットおよび地域動向を主戦場に、データをもとにした分析、執筆などを行う。2005年より『東洋経済 統計月報』編集長、2010年より『都市データパック』編集長。『米国会社四季報』編集部を経て、2021年2月に退社。現在はファイナンシャル・プランナーとして活動するかたわら、アメリカ企業の決算情報を中心にSNSで発信。

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