「住みよさランキング2014」西日本編 「近畿」は草津が連覇、「九州・沖縄」は合志が1位に

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「中国・四国」は下松(山口)が5回連続トップ

一方、「中国・四国」は下松市(山口)が今回もトップの座を守り、5回連続の1位となった。2位も昨年同様、柳井市(山口)だが、1位と2位の差は総合順位で36位、偏差値で約2ポイントと大きく水が開いている。

臨海工業都市として発展した下松市は、隣接する周南市や光市などを含めた商圏の中心として商業集積も充実しており、「利便度」では全国7位とトップクラスにあることが最大の要因だ。

3位には前回6位の丸亀市がランクアップした。全国的に小売業販売額が減少している中で、その幅がわずかだったことから「利便度」の順位が大きく上昇した。加えて、転入・転出人口比率の上昇で「快適度」も順位を上げたことが寄与した。

昨年11位から6位に上昇した赤磐市も、転入・転出人口比率が年々上昇しており、今回は全国47位という高いレベルに達してきた。加えて、出生数が回復したことで「安心度」の水準が高まり、全体順位を押し上げた。

逆に昨年8位から16位へと順位を下げたのが東温市(愛媛)。病床数と介護施設定員数の水準が高く、「安心度」は昨年29位と全国トップクラスに位置していた。ところが、保育所定員数が全国542位と平均を下回る水準だったことから、今回は97位まで後退したことが響いた。

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