末期がん妻が新聞記者の夫に遺した意外なもの 50代夫婦、2人暮らしの涙と笑いの奮闘記

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レシピ1 なすと豚肉とピーマンのこってり炒め
妻から最初に教えてもらった思い出のレシピ(筆者撮影)
  1. ●材料(2人分)
    ・なす 2本
    ・にんにく 1かけ
    ・しょうが 1かけ
    ・豚肉 100グラム
    ・ピーマン 3個
    A砂糖、みそ、酒 各大さじ1、みりん 大さじ1/2
●作り方
①Aをよく混ぜてペースト状にする。
②なすは「乱切り」。斜めに切って、切り口を回転させてまた斜めに切って……とくり返す。形は不ぞろいでも、だいたい同じ大きさに切る。にんにくとしょうがをみじん切りにする。
③フライパンに油をひき、にんにくとしょうがを弱火で炒め、香りが立ったら、豚肉、なす、ピーマンを加える。
④ペースト状にしたAを入れてざっと混ぜ、火を止めたらできあがり。
妻「たいていは、しょっぱい調味料と甘い調味料を同じ分量にすればええ」

 

レシピ2 イワシの梅煮(1~2人分)
がんの肝臓転移がわかってすぐに教えてもらった筆者の好物(筆者撮影)
●材料
・イワシ 小5尾
・梅干し 大2個
・しょうが 1かけ
Aしょうゆ、酒、みりん 各大さじ2
●作り方
①しょうがの皮をむいて薄切りに。
②イワシのエラから指を入れて頭をはずし、腹の内臓をかきだす。流水でさっとすすいで、小さめのフライパンへ。
③梅干しの種を抜き、①とともにフライパンに入れ、Aを加えると、魚が半分浸る。水でぬらしたキッチンペーパーを上にのせ、落としぶた代わりりにし、強火にかける。
④水分が減ってきたら、スプーンで上から煮汁をかける。汁気がなくなったら、キッチンペーパーを取り去ってできあがり。
藤井 満 元朝日新聞記者

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ふじい みつる / Mitsuru Fujii

1966年、東京都葛飾区生まれ。1990年朝日新聞社に入社。静岡・愛媛・京都・大阪・島根・石川・和歌山・富山に勤務し、2020年1月に退社。著書に『北陸の海辺自転車紀行』(2016年、あっぷる出版社)、『能登の里人ものがたり』(2015年、アットワークス)、『石鎚を守った男』(2006年、創風社出版)など

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